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Posted by たまりば運営事務局 at

2018年05月25日

ステロイド剤の副作用について

ステロイド剤については、
使う前から、“良くない”と決めつけている方が多いように思います。

ネットを調べてみると、“ステロイド剤は怖い” “ステロイド剤は使いたくない”などの意見が...。
ステロイド剤が、かなりネガティブにとらえられていますが、そのキッカケは90年代の“ステロイドバッシング”にあったようです。

その副作用については、いろいろ言われてきましたが、
大木皮膚科のホームページなどを参考に、いくつか紹介します。
また、使用の方法、使用する薬剤については、専門医によって判断と処方が分かれるところです。
そのあたりについても、私の経験から、若干触れたいと思います。

<ステロイド剤の副作用>
●皮膚が薄くなる
・ステロイドは、アレルギーを抑えますが、同時に皮膚の細胞の増殖をおさえます。そのため、皮膚が薄くなっていきますから、血管が浮き出てみえるようになることがあります。長期間使用する場合、チェックポイントになります。

●にきび、ヘルペス、カンジタなどの感染症に弱い
・ステロイド外用剤はアレルギーを抑えますが、同時に皮膚表面の免疫力も弱めるため、誤って使用するとかえって症状を悪化させてしまうことになります。ヘルペスやカンジタが原因なのに、ステロイド剤で免疫力を抑えてしまうので、当然悪化させてしまいます。
 専門医の診断に従って、使用することをおススメします。

●依存症になる
・ステロイドの目的は、アレルギーによる炎症を抑えることですから、炎症の原因そのものを治すわけではありません。しかし、症状が軽いものについては、ステロイド剤の塗布だけで治ることもあります。
しかし、アトピーなど慢性的な皮膚疾患については、長期間の継続的な塗布が必要になりますが、一定量を超えなければ、全身的な副作用の心配はないとされています。

・ステロイドは、副腎皮質ホルモンの1種です。長期間内服(ステロイド剤は、もともと内服薬)していて、急に止めると、副腎皮質からステロイドホルモンが分泌されなくなることがありますが、専門医の指導を受けて適切な服用をすれば問題はないようです。

・全身に使う場合、1日の塗布量は、10gで、この量は成分が体内に吸収される量を基準に設定されています。

 
内服薬の副作用には、動脈硬化、高血圧症、むくみ、白内障、緑内障など、こわい病名が副作用として挙げられているようですが、実際には、薬剤の量、内服期間などによりさまざまです。

また、使用するステロイド剤(おもに内服薬)の量を減らすなどで対処できるようですから、あまり神経質になり必要はないと思います。

内服薬の長期間投与については、注意が必要ですが、外用薬については、あまり神経質になる必要はないと思います。むしろ、ステロイドの使用を我慢して、精神的ストレスが溜まるほうが怖いですね。

大木皮膚科のホームページでは、顏と陰部については、(Strong強い)ステロイド剤は使用しないよう、アドバイスしていますが、私は、リンデロンV(Strong強い)を顏に使用したことがあり、今では完治しています。

もちろん、医師の処方に従いました。

足などには、ジフラール軟膏(Strongest最も強い)を使ったこともありましたが、いまではまったく使用することはありません。

1年に数回、手足にステロイド剤を使用することがありますが、メサデルム軟膏(Strong強い)で、症状は治まります。
私の場合、テロイド剤の一時的な使用による副作用はおきていませんし、皮膚の血管の浮きなどの症状はありません。

皮膚アレルギーで悩んでいるのに、ステロイド剤をかたくなに恐れていらっしゃるかたの参考にしていただければうれしいです。
  

  • Posted by テロメア at 20:08Comments(0)美容健康