国立駅前の桜はもう葉桜!初夏の準備ですね。でも、玉川上水は満開!枝垂れ桜もこれから。

テロメア

2018年03月30日 16:45

国立駅前「大学通り」も葉桜になり、そろそろ初夏の準備ですね。

昨晩、吹き荒れた強い風の影響もありそうですが、
やはり今年は散るのが早く、子供たちの入学式に、
残念ながら”満開の桜”はなさそう。

近隣の桜は、場所によってかなり咲き具合にばらつきがありますね。
玉川上水のところどころ、両側に見事な桜が植えられた場所があります。

立川・昭和記念公園を真っ直ぐ北へのぼって少し西側(上流方向)に、
”見影橋”があって、橋を挟んで東西へ延びる両岸の桜が、
いま真っ盛りです。

交通の便が悪く、車がないとちょっと行きづらい場所なので、””
静かに満開の桜を愉しむことができます。

見影橋の歴史は古く、架けられたのは江戸時代。
上流から4番目の橋だったので、”四の橋”と呼ばれていたそうです。

名主の屋敷に近いことから、”旦那橋”と呼ばれたことがあったようですが、
その後、”御影橋”と名付けられ、今の”見影橋”となって落ち着いています。

いまはコンクリートの橋ですが、
当時の農業用水を田んぼへ引き込むための”源五右衛門分水”の名残りもあって、
なかなか風情のある場所になっています。

見影橋の直ぐ脇に野球場があって、週末には賑わいますが、
平日はとても静かな場所で落ち着いた桜見物ができます。

”花よりだんご、いや酒?”と言う方にも、是非おすすめしたスポットです。
今満開なので、週末でも充分間に合いますよ。

桜は、2月の”カンザクラ”から始まって、
3月上旬には、伊豆の”カワヅザクラ”、
そして”ソメイヨシノ”が今!

4月下旬の”カスミザクラ”まで、結構長い期間楽しめる花なんですね。
国立駅前の桜が終わっても、ちょっと周辺に足を延ばすと、
”枝垂れ桜”が今満開です。

お隣の小平市は、造園業者が多く、見事な枝垂れ桜をあちらこちらで見ることができます。
濃いピンクや真っ赤な花が、ソメイヨシノの淡い色と対照的ですが、
一瞬パッと目を引く艶やかさが、心を奪われます。

先日、山梨へ行く機会がありましたが、
中腹まで真っ白な八ヶ岳を背景に、笛吹川の桜が・・・、と思いきや、
まだまだこれから。

桜前線を追いかける方は、これから忙しくなりますね。







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