「シルクスイート」と「紅はるか」、
なんの名前かわかりますか。?
これ、サツマイモの品種ですが、
最近人気急上昇中の
”焼いも”に、よく使われています。
とても、
しっとりとした甘さが人気で、
私も好きです。
この品種の焼き芋を売っているとつい買ってしまい、
食後のデザートに。
ちょっと、重すぎかもしれませんね。
糖質制限されている方には、タブー!
一時期、「安納芋」が”高級焼いも”としてもてはやされましたが、
水っぽい感じであまり好きになれません。
やはり、焼いもなら、
「シルクスイート」と「紅はるか」に軍配、といえるでしょう。
家庭園芸でよく知られるカネコ種苗HPでは、
シルクスイートについて、次のように説明されています。
肉質はしっとりとした粘質で舌ざわりが良く、甘みが強い品種です。
いもの形状は紡錘形で揃いが良く、肌もなめらかで外観に優れます。
皮色は鮮やかな濃赤紫色で貯蔵性にも優れます。
食感は、しっとりとして滑らか!
一度食べると、病みつきになりますが、
私もそのうちの一人。
今、はまっている焼いも屋が立川にあります。
”つぼ焼き”「橋屋」。
路面店ではなく、国立昭和記念公園に出店しています。
公園入口前の広場や公園の中にある池の淵で販売していますが、
どちらで販売しているかわからないので、
見かけたときには、買うようにしています。
この橋屋で使っているサツマイモの品種が、
「シルクスイート」と「紅はるか」なんです。
もちろん、最高の状態まで甘さを引き出すために、
いろいろ工夫されていると思います。
”つぼ焼き”だから、美味しく焼ける、
という説もあるかもしれませんが、
糖度を引き上げるための工夫もしっかりやっているはず。
それにしても、シルクスイートという名前が、
この品種特有のなめらかな舌触りを、
よく言いあらわしていると思います。
ところで、”なめらか” ”ソフトでやわらかい” ”しなやかさ”を、
一言で表現するには”シルク(絹)”はとてもイメージしやすい言葉ですね。
”絹〇〇” ”シルキー〇〇”などの商品名をよく見かけますが、
もちろん、成分にシルクは配合されていません。
化粧品には、実際のシルクを配合しているものがありますし、
洋服ならインナーからスーツまで、その素材を生かした商品がたくさん!
シルクスイートは、食感のなめらかさをシルクに例えたネーミングですが、
本物のシルクは、はたしてカラダにやさしいのでしょうか?
確かに、シルクのインナーや洋服は、
着ているのを忘れそうになるほど肌にフィットして付け心地は最高です。
シルクを絶賛する意見はよく耳にしますが、
その特性が、肌質によってはマイナスに働くこともあるようです。
それが、
「吸湿性」です。
シルクの吸湿性が優れているために、
皮膚の水分が吸収され、乾燥肌に近い状態になることもあるようです。
こちらのブログが参考になります。
材質的に肌にやさしいのは、”木綿”でしょうね。
木綿もウェアで肌を傷めたという話は、聞いたことがありません。
でも、木綿が食品名についているのは、
”木綿豆腐”ぐらい??
木綿!イメージで損してるちょっと気の毒な素材かもしれません。